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背水の陣(といえる謙虚さ)

今日(2012年10月27日)の孫正義氏のfacebookでのコメント。。。

-引用開始-

背水の陣を敷く。
何処にも逃げられない。
その様に己を追い込む事で何倍もの知恵や力が出る事がある。

-引用終了-


きっと、スプリント・ネクステルの買収のことでしょう。連結で、営業利益が7期連続の増益で、昨年度は6700億円超の営業利益を出したソフトバンクが、背水の陣を敷いて挑戦するとの発想に立つところが素晴らしい。。。

僕なりにですが、プロとして仕事をするには、どんな仕事であれ、自分を追い込む事はとても重要な要素だと理解します。そうすることで、何倍の知恵が出ることにも激しく同意します。


困難な課題に直面したとき、それができない理由を見つけて説明することで、「仕事」が済んだ気になってはならず、その困難に勇猛に挑戦し、いかにすれば克服できるかに知恵を絞るのがプロなのでしょう。しかし、頭では理解できていても、これを実践するのは、なかなか難しいことでもあります。。。

そこで、どこまで知恵を絞りつくせるかは、結局、どこまで、自分を追い込んでいるのか、背水の陣を敷いているのか、が大事なんでしょう。「虎に追いかけられた兎が足をくじくと思うか」という有名な話もありますが、そのコロラリーともいえそうです。

それなりに頑張っているつもりですが、まだまだ、自分ではできると思う(思いたい)ので、もっともっと、自分を追い込んでみたいと思います。。。でも、健康にも留意しつつ。。。










「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」とのこと

特許事務所を囲む経営環境は、他のほとんどの日本のビジネスと同じく、厳しいものがあります。。。

そのような中で、ひとえにお客様のお陰ですが(それと、メンバー全員の頑張りのお陰です。)、まずまずの良い年が続いています。

それ自体は良いことなのですが、それにもまして、今後起こるかもしれない(できれば起きないにこしたことはない)悪い年への備えをしっかりしないといけないことを、肝に銘じなければなりません。

高度成長期であれば、毎年、普通に頑張っていれば、毎年、雇用が維持されていることは当然、給料や報酬が上昇していくような、そんなことが可能だったのでしょう。。。

今のような時代では、本気で頑張っても、経営が傾いて、数千人や数万人規模の大きなリストラを余儀なくされる大企業が新聞をにぎわせています。数千人や数万人規模の大きなリストラをした後、国内にそれに代わる受け皿があるのかも憂慮します。。。

そのような中ですが、私も、実務家でもあると同時に経営者のはしくれでもありますから、5年先10年先も、きちんと、雇用が維持されていることは当然、給料や報酬が上昇していくような、そんな組織を目指しています。。。

意識しているのは、主には3つです。

一人ひとりが成長していくことに尽力する組織

業務効率をぎりぎりまで高めることに尽力する組織

お客様に品質と費用の両面で満足(できれば感動)していただける仕事をすることに尽力する組織

そういうことにチームが意識的にフォーカスすることがとても重要です。。。高度成長期とは異なり、下りのエスカレーターを全員で全力で駆け上がるような。。。そんなイメージでもあります。。。

アリとキリギリスではないけど、常に良い時期ばかりじゃないことも視野にいれて、少なくとも、次の5年くらいは何があっても大丈夫、ということを、毎年確信できるような、そういう経営のかじ取りをしていきたいものです。

毎年、生存競争に優に勝ち抜けるだけのチーム作りを心がけています。。。この辺りは、野球やサッカーの監督のイメージです。。。目指すのは、biggestではなくて、fittestですが。

岐阜の恩田先生が、とても有益というか示唆に富む文章をブログに書いてらっしゃいました。

「小善は大悪に似たり、大善非情に似たり」とのことです。京セラの稲盛名誉会長の言葉だそうです。詳しくは、リンク先まで…

新しい仕組み

今週の火曜日から新しい仕組みが導入されました。

より効率的に、より的確に、より安全に、日々発生する業務をこなすことができるようになるための仕組みです。

今回の仕組みの設計には、日常業務をこなしつつも、かなりの労力と知力と忍耐力を求められ、また、いろんなアイデアを出し合い、多くの議論も重ねたため、携わったメンバーはかなり、苦労したのではないかと思います。。。私も疲れました。。。いわゆる産みの苦しみですね。。。

これで、さらに、諸相における色々な意味でのパフォーマンスが向上できると思われます。。。主には内部フローの修正ですが、我々にとってもお客様にとっても、さらによりよい状態になると思います。。。今後にとても期待です。。。

新しい仕組みを設計して、リリースして、実施して、成果を見届けて、フィードバック修正していくのは、なかなか骨の折れることです。そして、事業が拡大すればするほど、また、忙しければ忙しいほど、そういうことに対する動きが遅くなりがちです。

面白いのは、今まで我々を完璧に支えていた仕組みが、時間の経過とともに、そして、業務の発展とともに、十分な機能を果たさないものとなってしまうことです。ここに変化する必要があるわけです。

我々は変化を厭わず、進化を求め、挑戦し続けなければいけないのだとあらためて思います。。。


欧州特許庁での同日出願

あまり日本で知られていない問題ですが、欧州特許庁でのいわゆる同日出願はどのように取り扱われることになるでしょうか?

まずはおさらいから。つまり、異日出願の場合から。

異日出願であれば、出願人の異同にかかわらず、EPC54条(3)とEPC56条によって対処されます。すなわち、EPC54条(3)は、EPC56条とあいまって、日本法でいうところの拡大された先願の地位の規定です。ただ、日本法と決定的に異なるのは、EPCでは、同一出願人の出願間にも適用されます。

したがって、外国にまで出願することを視野にいれて出願戦略を考える場合には(そのようなことの方が、むしろ通常ですが)、日本で通用することが全く通用しないので、別の知恵が必要です。このことを理解していないと、大変な状況に陥ります。

続いて同日出願の場合ですが、同日出願の場合には、実は、これに対応する規定はEPCにはありません。これは、異なる出願人の出願間と同一出願人の出願間戸に分けて考察する必要があります。



(1)異なる出願人の出願間

この場合には、両方特許されます。

(2)同一出願人の出願間

この場合には、通知されて、そこで調整されることになります。部分的に重なっているだけであれば、両方特許されることになります。


なお、上記では、記載の平易を心がけるために、「同日出願」とか「異日出願」と簡単に述べていますが、優先権の主張を伴う場合には、当然これを考慮しないといけません。




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